海猫屋日記

昨夜のマスターの誕生日、そろそろ店をクローズしようかなと思った9時半過ぎ。
オフのスタッフ全員が大きな生ビール樽と両手一杯の買い物袋を持って登場です

スタッフ同士で何日も前から話し合ってマスターの為にサプライズパーティーを企画してくれていたというのです

22時過ぎからキッチンを占拠。スタッフが故郷秋田から材料を取り寄せてくれて作った本格的なきりたんぽ鍋がメインディッシュ。
スタッフの愛情料理と笑い声で、賑やかこの上ないキッチンでした。

後日届くというオリジナルＴシャツの目録も読み上げられ、パーティークラッカーの華々しい音とともにマグナムボトルのシャンパンで乾杯！
予想外の展開になったBirthday...マスターは心から感謝と嬉しさで一杯だったようです

まだご紹介はしていませんが海猫屋のスタッフは現在６人。そのうちの４人は国立小樽商科大学の学生です　若いメンバーでまだサービスは修行の足りない身ですが、皆、明るく誠実で心優しいスタッフです
この場をかりてスタッフ全員に心から感謝の気持ちを伝えたいと思います
Ｋ

追記
会のお開きは午前4時近くだったそう。
スタッフは今日も朝から元気に出勤して働いていました。若さに脱帽。

マスターの誕生日は戸籍上は28日ですが、正しくは2月29日。
うるう年の4年に一度のお祝いです。
今日はお昼過ぎにオーセントホテルのスタッフの方々からケーキが届きました。

「60になったら赤いぱんつが欲しい」とマスターが言っていたらしく、ケーキの上にマジパンでつくられた赤いトランクスがのっていて、箱をあけた瞬間大ウケ！
ほんとに可愛い！店のスタッフも思わず歓声をあげていました
ありがとうございました

マスターにかわり皆さんにお礼申し上げます　
トランクスは暫く大事に飾らせていただきます！

マスター曰く　「オレの彼女たち」　から綺麗なお花も届き、ご機嫌はうなぎ上りでした
Ｋ

見てください。マスターの足元、最先端じゃないでしょうか！男性がやってのけるのはかなりのセンスと気概が求められるブーツインです。さすがですね（笑）

魚市場に仕入れじゃないですよ。雪掻きでもないです。
このファッションで小樽中どこにでもいきます（汗;）

雪と漁の街でもある小樽にはブーツの老舗ブランド!「ミツウマ長靴」があります。
馬の顔が三つ並んでいてなんともキュート♡
メンズ用もヒョウ柄だなんて、やってくれます。

小樽にいらしたら是非お探しください。市内の駅前マーケットや市場でみつかると思います　おススメはスタンダードな黒でしょうか。防寒にはもってこい。滑り止め効果も抜群、格安ときてます！

Ｋ

最低気温は－10℃くらいに冷え込んでいます
先日「シバレル」はどんな漢字なのでしょうと書いたらブログの読者からメールを頂戴しました。ありがとうございます
当て字で正式ではないそうですが「凍れる」と書くそうです

確かにこの凍てつく極寒を体感しなくては生まれてこない言葉です
英語だとIt's freezingというところかな

方言というのはその言葉でしかニュアンスの伝わらないその土地の情緒です

ネイティブ道産子のマスターは今は死語となりつつある古典的なものも含め、様々な北海道弁を連発します
結構おもしろいので語録シリーズとして紹介していきますね

『なっまらシバレテ、車だすのゆるくながった』と、さっき。
　　和訳：　すっごく寒くて（駐車場から）車をだすの大変だった

『入り口がしばらかさって、あがなかったさ』　これは語尾変格活用形
　　和訳：　入り口のドアが凍って開かなかったよ

『ナニ笑ってんのよぉ。ばかにしてるべ。なんもナマってねえべや』と私に。
いえいえばかになどしていません。楽しんでいるのです

Ｋ

北海道では凍えそうに寒いことを「シバレル」と言います（どんな漢字をかくのでしょうか。‘縛れる’と変換されてしまいました）
最高気温が－5℃という今日はまさにそんな感じです。

道路はツルツルで、坂道の多いこの町では、まるで斜度のあるスケートリンクのようで車のハンドルは全く言うことをききません。

こんな日は当然、運転放棄。
タクシーに乗るとプロの運転テクニックに本当に感動します。
ドライバーは当たり前のように運転してくれていますが私にとってはディズニーランドのマウンテンシリーズと同じくらいスリリングです。

観光でいらしたらタクシーで移動をしてみてはどうでしょう。
Ｋ

あけましておめでとうございます
元旦は快晴。清々しい年明けとなりました

『今までの俺の人生は自分のために色んなことをしてきたけど今年からは自分以外の人のために心をむけて仕事をしていぐ』
これは年男、マスターの新年の決意の辞
確か去年は『今年は酒をやめる。。減らす・・』だったはず。

今年はオーセントホテルにお節をお願いしました。
ふたを開けると玉手箱のように一気に幸せ気分が広がります。
ひごろ料理に携わっていると作って頂くお料理は感謝のご馳走です

とはいえマスターは大晦日、元旦と冬眠の熊のようにねむり続けて、あまり顔を合わせませんでしたが今日は午前中から店に出向き、明日の開店にむけて仕込みをしています

今年もどうぞ宜しくお願いします
ご来店をお待ちしております
Ｋ

自分からは絶対に病院には行かないので、ドクター自ら出向いて下さっての強制執行でのインフルエンザワクチン接種です。なにしろ海猫屋の一本柱ですから寝込むわけにはいきません。
接種前のシャンパンと後のワインまでご馳走下さり、まるで注射の後のアメ玉で機嫌をなおす子供のようです。
北海道もインフルエンザが流行ってきています。
おかげさまで安心して冬を過ごせそうです。
Ｋ

新しいコールドテーブル（高さの低い冷蔵庫）が入りました。
夏の繁忙期に故障して廃棄したのですがすぐには買えず（ﾄﾎﾎ）不自由をしていました。凍らせたペットボトルをクーラーに使ったり無駄な動線を我慢しながらの工夫でしのいできましたが、願い叶って今日、新品が届きました。
『なまら嬉しいべや』(和訳：すごく嬉しい　英訳:I'm so happy)を連発のマスター。
上機嫌の一日でした。が。。今度はメインのボイラーが故障
早速修理の業者さんにきてもらいました（そろそろ寿命かもと通告されました）
不思議なもので故障するときは重なるのです。仕方ないけど・・

でも新入りの冷蔵庫は可愛いようで今日は一日中やたらと整理整頓、清掃に念入りだったマスターです

海猫屋の２階を改装して来年で２０年になります。カウンターも色あせてきていましたが念願かなって今日は一日お休みをさせていただいて塗装をしました。
きれいに生まれ変わったカウンターでマスターは一人で悦に入っておりました。
今日はネクタイなんか締めて何処にいくのですか。
え、何処にも？ただのちょいワル・・いえ超ワルおやじですね

海猫屋の地下は砂が埋まった高さ２ｍ程の空洞になっているそうです。そこに10坪ほどのワインセラーを造るのが目下の夢。今日はマスター手描きの青写真を公開。コの字型のガラス張りのセラー、中央に数人用のテーブル。友人や大切な人との特別な時間を共有するためのプライベートスペースです。中心に王様のように自画像を描いていてなんだかドラゴンクエストのワンシーンを彷彿とさせるという噂ありだけど。そうですか？