サロマ湖産カキの旬が始まりました。一年もので出荷される牡蠣は小ぶりだけど身がしっかりしていて甘みも強いのです。生や酒蒸しにしてレモンを絞るのもイケるけど、今日はチャウダーのアレンジで、牡蠣のクリームコロッケにしました。衣にはパルミジャーノを混ぜてイタリアン風。玉ネギやセロリと煮こんだトマトスープと一緒に!これならワインは赤でも白でもOK.市場に仕入れに出かけると秋が深まっているなと感じます。ちょっと寂しい秋だけど北海道の美味しい季節の始まりです。
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葡萄の収穫期です
小樽市内から車で30分弱、余市町産のぶどう、ナイヤガラです。
甘い香りが特徴です。食用ですが小樽ワインの品種としても使われています。
海猫屋でお楽しみいただける小樽ワインは甘口のナイヤガラと辛口のケルナーの2種類です。
貴腐化したケルナーで造った甘口ワインはデザートワインとしてとても良いワインです。ワイン好きの方への小樽土産に喜ばれると思います
ところでこのナイヤガラは種を出さずに食べて喉越しの食感を楽しんで下さいと農家の方が仰っていましたが、食べ過ぎには気をつけたほうがよさそうですね。
黒大豆
丹波篠山に住む小島一郎氏から黒豆枝豆が届きました。氏は30年前の海猫屋オープンにかかわり、小樽を拠点とする舞踏活動を支えてくれました。今は篠山に住み、舞踏家としては大阪を中心に活躍中です。マスターにとっては言葉をこえた大事な存在です。
この贅沢な枝豆はもちろんただ固めに茹でていただくだけでも甘くてご馳走ですが、さやに入ったままバターと水(ブイヨンでももちろん)お塩で蒸し煮にするとビールだけでなくワインにもイケます。今日は玉葱といっしょに柔らかめに煮てレモン風味のクリーム煮にしました。前菜やお料理の付け合せとしてどうぞ!
近海ボタン海老
生きています。身は透明感があってきれいです。前菜ではバルサミコソースやジェノバソース、ホースラディッシュクリームなどお好みで。
海猫丼の上で飛び跳ねて驚かすようなことはありませんのでご安心を。
スタッフ
まるごと焼きリンゴ
となり町の仁木町ではリンゴの収穫の時期です。「まるごと焼きリンゴ」です。2~3年前まで冬の定番メニューでしたが復刻版。くり抜いたリンゴにバターとお砂糖、レモンジュースとカルバドス、シナモンを入れてオーブンで焼くだけのシンプルなデザートです。熱々にアイスクリームを添えてどうぞ!あっ、釘が刺さっているようにみえるのはクローブです
キャベツも色々・・
毎日市場から届く野菜をみているとはじめて見るものも多くて楽しいです。きょうはちりめんキャベツ。一見マスクメロンのようです。フランス語ではシュー・フリゼ、フリルのキャベツという意味だそうです。生食ではあまり美味しくないけど、ちりめんの部分に肉汁がたまるので包んで加熱する料理に向くそうです。
スタッフ
イクラ三昧の日々
市場にもマーケットにも鮭の筋子が並んでいてまさに旬!
今日は3腹分の仕込みをしました。
前菜や海猫丼、サーモンのスパゲティーに添えられます。
連休で仕込みに追われていた最近のお昼のまかないは手軽にできるイクラ丼という日が続きました。食傷気味・・というと本州のお客様に贅沢者!としかられました。
インカの目覚め 道産子ポテト秋バージョン
南米アンデス原産の馬鈴薯を品種改良して生まれた「インカの目覚め」です。甘くて栗のようなサツマイモのような風味。以前、きたあかりに自家製イカの塩辛をのせた道産子ポテトを紹介しましたが、今回は秋バージョン。インカにサワークリーム、自家製のいくらの塩漬けをトッピング。お好みでホースラディッシュを添えるのもおすすめ。季節限定なのでメニューにのっていません。ブログを見たといってリクエストしてくださいね!
ニシンのマリネ仕込中 (動画初公開!)
(↑クリック)
ニシンのマリネはもう10年近く人気メニューです。小樽はかつてニシンの豊漁で栄えた町。ぜひご賞味くださいませ。午後11時、「これが終わればビールが飲める!」一日の最後の仕込みのマスターです。
ビーツのポタージュ
先日いただいたビーツをポタージュにしました。サワークリームと秋田産のジュンサイを添えて。自然の色とは信じられないようなショッキングピンク。女性の心を華やがせる元気色です。デザートはビーツとクリームチーズとあわせてピンクのアイスクリームに。レモンのシャーベットの酸味と組み合わせました。土の中深く、こんな美しい色の産物が埋まっているなんて神秘的です!
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