小樽の港では平目が豊漁だそうです
全長50センチを超える大きさで、なんと今日は1400円也での仕入れ!
それでなくても高級魚の平目が安くて驚く小樽なのに投売りですね
市場のご主人は泣いていましたが私たちはにっこりです
今日はカルパッチョやハーブ焼きで楽しんで頂きあっと言う間に売り切れ御免
これらを覗き込んでいる赤い魚はカナガシラと呼ばれていますが本州でいうホウボウかな
アクアパッツァでお出ししてます
K
海猫食堂より 日々の生活をつづった日記帳
小樽の港では平目が豊漁だそうです
全長50センチを超える大きさで、なんと今日は1400円也での仕入れ!
それでなくても高級魚の平目が安くて驚く小樽なのに投売りですね
市場のご主人は泣いていましたが私たちはにっこりです
今日はカルパッチョやハーブ焼きで楽しんで頂きあっと言う間に売り切れ御免
これらを覗き込んでいる赤い魚はカナガシラと呼ばれていますが本州でいうホウボウかな
アクアパッツァでお出ししてます
K
アスパラのシーズンになりました
グリーンとホワイトは同じものですが、盛り土をして日光を遮断して栽培したものがホワイトアスパラ、日に当てるとグリーンになります。
今日いただいたホワイトアスパラは見事な大きさです、ビックリ!太さ3センチです レモンが小さくみえますね こんな立派なのは滅多にお目にかかれません
ゴールデンウィークにはアスパラのサラダやお料理をお出ししたいと思っていますのでお楽しみに!
K
春の味覚の楽しみのひとつに山菜があります
今日の市場では「ヒトビロ」と書かれて売っていましたが
行者ニンニクとかアイヌネギとも呼ばれています
マスターは子供の頃、醤油漬けや味噌漬けにしてご飯と一緒に食べたそうです
ネギの甘みとニンニクの風味の、いいとこどりのような味で、餃子に入れても美味しいし、さっと炒めてバター醤油で仕上げると簡単なビールのあてになります
唐辛子と一緒にスパゲティーにすると道産子風ペペロンチーノの出来上がり~
デートの方にはオススメできないかなぁ でも一緒に食べれば大丈夫♡
K
開きの姿のまま泳いでいるとはさすがに思わなかったけれど、生のホッケはどんな姿が全く想像できなかったし、北海道に住んで初めて見た時の驚きは新鮮でした
北海道以外の方、ご覧になるの初めての方もいらっしゃるでしょう?
煮魚は居酒屋などで私は頂きますが、自分で煮付けた事はなぜかありません
マスターが『ホッケなんか食うモンでねえ』 といつも言っているせいもあるのだけど。美味しいのにね
でも本州からいらしたお客様には珍しいと思うので一皿料理としてオススメしたいなぁとも思うのです
今日は生ホッケにパン粉と、エルブ・ド・プロバンスで香りをつけてカリッと焼き、ワインビネガーとトマトバターソースで仕上げました
『ホッケはホッケだべや』とあくまで下魚扱いのマスター う~ん、そっかぁ・・
なかなか、まかない料理から出世できそうにありません
なんだか可愛そうなホッケ君ですが、ちょっとワインでも飲みたくなるような、まかない前菜の一皿でした
K
お正月用に丹波篠山の友人が送ってくれた黒豆が余っていたのでお菓子にしみました
薄いサクサクしたタルトに柔らかく煮た黒豆を贅沢にトッピング
コーヒーにも合うように、黒豆はしっかり甘くしたコーヒーで煮てみたけれどどあまり意味なかったような・・・きっとコーヒー豆より丹波黒豆の方がパワフルなのでしょう
見た目は黒豆が目立ちすぎてイマイチだけど、味と食感はいい感じになりました♪
アイスクリームを付け合せて、サクッと手で食べたりするイメージです
それにしても採算度外視の高級黒豆タルトになっちゃいました 笑
そうそう!黒豆は炊飯器の保温スイッチで一晩あたためて、翌日圧力鍋で煮たら楽チンに炊きあがりました しかもツヤツヤのシワなし!
かつて和食職人だったマスターは煮豆の柔らかさにうるさいのですが、これは合格点でした お正月はあんなに時間かけたのに~
お試しになってね
K
今日のヤリイカは大きいですよ
全長40センチ以上!足までいれたら50センチ以上です
値段をいうのもなんだけど一杯が千円!
千円といえば私にとってはデイリーワインが買える値段
高級魚に格付け~ でもイカって魚? イカはイカかな・・
先日同年代のお客様と話していたら、中高生のときの調理実習でイカをさばいたという話をききました
調理実習ですよ~びっくり!さすが小樽っ子 かっこいいなぁ・・・尊敬。
私なんて未だにこの軟体動物とは視線さえ合わせることができないのですから
でもお刺身はもちろん大好きです
お造りはもっぱらマスターにおまかせ
お昼のまかないではいつも残り物の下足や耳なのだけど
これがまたコリコリしていて美味しいのです
さっと湯通ししてお醤油とわさびでシンプルに
あつあつご飯があればそれだけでOK♪
海猫屋のメニューではイカのカルパッチョでどうぞ!
自家製ドレッシングや煮つめたお醤油バルサミコで
K
小樽観光の冬のメインイベント『雪明りの路』が今週の金曜日から始まります 今年は雪不足が心配でしたが今日になってまとまった雪が降ったので一安心かな
これはドライ白菜です
氷細工のように綺麗でしょ
料理に添えた鋭利な野菜をお客様はちょっと恐々と口に運んでいらっしゃいます
札幌の雪祭りも今週開催です
たくさんのお客様に北海道の冬を楽しんでほしいな
雪は少なくても寒さは肌を刺すようです
暖かくしていらしてくださいね
K
この不細工でふてぶてしい顔の魚は「ごっこ」といいます
ナマコとフグを足して2で割ったような、も~仰天の魚なんです
魚のくせにお腹には吸盤があるんですよ ほんとびっくりしますよね
こんな器量の魚だけどお味はいたって上品淡白 プチプチ食感の卵がびっちり入っています
身はプリプリでゼラチン質が厚いのでコラーゲンたっぷり!
最近はお肌の乾燥(実は老化!)が気になっていたのできょうの賄いは北海道の郷土料理「ごっこ汁」です
これがけっこうイケるのですよ
でもこんな魚もさっさとさばいてしまうのは私にとっては尊敬!
一家にひとり料理人がいるのはホントに便利です
おかげで私は魚や烏賊などほとんど触ったことがないダメダメ妻であります
K
頂き物の洋梨「パートレット」です
追熟させるためにカウンターの上に置いているのですが、九州からいらしたお客様に「これは何ですか」と訪ねられました
やっぱり珍しいのかな
果物は完熟で採るのが美味しいと思うけど、西洋梨は木に成っているときは熟さなくて木から取って初めて成熟を始めるのです
未熟な青いうちに収穫して適温で追熟をさせてからいただきます
西洋ではこうして部屋に置いておくのが普通なんですって
だから静物画でよく描かれているのですね
熟すにつれて芳香もたち、いい感じのインテリアでありアロマテラピーです
K
長十郎梨(今でもあるのかな)とか20世紀梨、幸水や豊水といった品種が懐かしい私ですが、北海道でとれる梨といえば洋梨です
気候が適してるのですね
私にとっては洋梨だなんて大人になって初めて口にしたお洒落な果物でした
近郊の町、余市や仁木でとれる「ブランデーワイン」という品種です 甘みがあって香りもよく、他の品種よりも一回り小さくて可愛いです
黄色身を帯びてくると食べごろなのですが、今日はコンポートにしました
白ワインと蜂蜜で心持ち甘めに煮込みました 酸味はレモンのシャーベットで。ちょっと夏っぼいかんじになっちゃったかな。
次回はスパイスをいれて赤ワイン煮にしてみます
K