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ワインカラーの紫あすぱら

2008.06.06

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キャベツや玉葱の紫色は見かけることがあるでしょうがアスパラにも紫があるってご存知ですか
私もはじめてみたときには「ナニコレ」で??連発でした
品種名は「バーガンディー」・・・ブルゴーニュファンにはたまらない名前ですよね!

白やグリーンと並べると地味な色合いですがこの時期市場で時々見かけます

茹でると旨みや香りがお湯に流れてしまうし、色も緑になってしまうので新鮮なものは薄くスライスしてさっと水にさらし、生のままサラダにいれていただきます
甘みとシャリッという触感がたまりません!

いちど農家で畑からもぎたて(もぐっていうのがいいよねっ!)をポキポキ食べたことがありますが、香りはもちろんだけど、その甘さにはホントにホントにびっくり!
収穫してからほんの数分で味が変わってしまうというのですから植物の繊細さを感じたし、とても贅沢なパワーをもらってる~と実感しました!

どんな野菜もそうだけれど採れたては生で食べて素材そのものの持つ深い味わいや大地の滋味を心で頂きたいですね♪

小樽産イチゴ、チャーミングな「けんたろう」君

2008.05.21

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なんだか接写しすぎて大きさが伝わらないけれど、大粒の道産子苺の「けんたろう」です
元気な男の子のイメージで命名された品種なんですって 可愛いですね

これはもちろん朝採りの小樽産
甘酸っぱい香りも味も、も~たまりません♥

こんなに違うのですね。採れたて新鮮って!
初夏の短い期間だけに成長する品種です
ケーキに添えたり今週末にはグラススタイルで楽しめるデザ-トとして登場します。

でもこんなに愛らしい食べ物がほかに何かあるかなと思うほどキュートですね

旬の食材にわくわくします

2008.05.20

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流通や技術の進歩でヒトの旬の感覚が鈍ってきているのは残念におもっているけれど、地元でとれる食材はカレンダーを眺めながら毎年旬の訪れを楽しみに待っています

この季節の山の幸と海の幸の代表はなんといってもウニとアスパラです またこの二つの相性は抜群です
特に土をかぶせながら手間ひまかけて育てられるホワイトアスパラは北海道ならではの愉しみではないかしら

北海道新聞に包んであるところなんて市場の臨場感たっぷりでしょ?

ウニも蓋に「小樽産」をいう字をみると何だか誇らしい気持ちになったりします

まずはウニはシンプルにうに丼、アスパラは茹でてマヨネーズというシンプルな頂き方で贅沢なまかないご飯を食べました

マスターの気分におまかせのお薦めメニュー、楽しみにしていてくださいね

自家製トマトチップス

2008.02.19

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お料理のトッピングに使う自家製のドライトマトです。低温のオーブンでゆっくり乾燥させてもいいけれど今の季節はストーブや暖炉の近くに置いておくと自然乾燥で出来上がります。

お肌の大敵の乾燥もチップス作りには好環境・
ドライのお野菜は甘さが凝縮されていてとっても美味しいのです

ストーブの前を通りかかったお客様に「これ何ですか」と聞かれて差し上げたり、ついつい、つまみ食いをしてしまったりで、なかなかストックされていかないのです。

「又、だれか食ったな!」とマスターの声が・・・

出来上がったトマトチップスはオイルに浸すとキラキラと輝き、手に取るとまるで薄い薄いガラス細工ように繊細で、見ているだけで嬉しくなります。

オレンジやグレープフルーツもいいけど、美しさはトマトがいちばん。
意外な野菜だけど二番目はキャベツかな・・

旬の北の魚たち

2007.11.09

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近海で獲れる鱈が旬を迎えてます。今日は市場で大ぶりの白子を見かけ、即購入。今日は予約のお客さまに洋風天麩羅にして近海のヘラガニのソースでお出ししました。マスターも大好物で、仕事後のまかないで食べながら「旨い!」と言っていました。自分の食事はあまり時間をかけません。シンプルにお醤油と先日大分から送って頂いたカボスを絞って。
この白子、北海道では「タチ」と呼ばれていてこの大きさになると高価な食材です
マスターは何を決意したのか今日は休肝日ということでビールではなくミネラルウォーター片手の光景は不自然でもあったのですが・・・
たまにはドクターのアドバイスも素直に聞き入れるようになりました 

秋の味覚 銀杏

2007.11.06

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何に使うかは決めずに季節感で仕入れてしまう銀杏です。銀杏割りや栗剥きハサミなど、出番は多くない道具ですが、手に取ると「ああ又この季節になったなぁ」と感じます。銀杏は割れ目をいれて濃い目の塩水につけておいて、茹でながら乾煎りしていきます。茸や栗などとあわせてリゾットなんてどうでしょう。マスターの晩酌の肴として消費されてしまいそうですが・・・

葡萄の収穫期です

2007.10.28

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小樽市内から車で30分弱、余市町産のぶどう、ナイヤガラです。
甘い香りが特徴です。食用ですが小樽ワインの品種としても使われています。
海猫屋でお楽しみいただける小樽ワインは甘口のナイヤガラと辛口のケルナーの2種類です。
貴腐化したケルナーで造った甘口ワインはデザートワインとしてとても良いワインです。ワイン好きの方への小樽土産に喜ばれると思います

ところでこのナイヤガラは種を出さずに食べて喉越しの食感を楽しんで下さいと農家の方が仰っていましたが、食べ過ぎには気をつけたほうがよさそうですね。

黒大豆 

2007.10.25

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丹波篠山に住む小島一郎氏から黒豆枝豆が届きました。氏は30年前の海猫屋オープンにかかわり、小樽を拠点とする舞踏活動を支えてくれました。今は篠山に住み、舞踏家としては大阪を中心に活躍中です。マスターにとっては言葉をこえた大事な存在です。
この贅沢な枝豆はもちろんただ固めに茹でていただくだけでも甘くてご馳走ですが、さやに入ったままバターと水(ブイヨンでももちろん)お塩で蒸し煮にするとビールだけでなくワインにもイケます。今日は玉葱といっしょに柔らかめに煮てレモン風味のクリーム煮にしました。前菜やお料理の付け合せとしてどうぞ!

キャベツも色々・・

2007.10.15

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毎日市場から届く野菜をみているとはじめて見るものも多くて楽しいです。きょうはちりめんキャベツ。一見マスクメロンのようです。フランス語ではシュー・フリゼ、フリルのキャベツという意味だそうです。生食ではあまり美味しくないけど、ちりめんの部分に肉汁がたまるので包んで加熱する料理に向くそうです。

スタッフ

イクラ三昧の日々

2007.10.08

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市場にもマーケットにも鮭の筋子が並んでいてまさに旬!
今日は3腹分の仕込みをしました。
前菜や海猫丼、サーモンのスパゲティーに添えられます。
連休で仕込みに追われていた最近のお昼のまかないは手軽にできるイクラ丼という日が続きました。食傷気味・・というと本州のお客様に贅沢者!としかられました。

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