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柄本明さんをお迎えして

2008.06.13

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後姿で認識できる人ってどんな人ですか
家族とか、恋人、友人、しかも親しい友人、四六時中をともにしているようなごく身近なひと・・・だと思っていました

開け放した海猫屋の南側の扉から新聞を広げる後姿のお客様をみて
「あ、柄本明さんがいらっしゃってる!」とすぐに分かりました

背中もちゃんとご自身を語ってる・・存在自体が柄本明さんなのです・
ほんとにすごい役者さんだなと改めて思いました

今回は劇団東京乾電池の公演での小樽入りです

海猫屋でお会いするのは2度目ですが若い頃演劇ファンだった私にとっては、こんな風にお話できるなんて感動!

下北沢の本多劇場のこけら落としで上演された忘れる事のできない舞台「秘密の花園」の話などできて、ホントに嬉しかった~

公演後の打ち上げでも海猫屋に来ていただきました

私は久しぶりにお芝居を観て、箱に入れて大事にしまいこんでいた個人的な想いや感情なんかに触れて特別な時間をすごさせてもらいました 

人って、やっぱり時々歩みを止めてひと休みして地図を広げたり、呼吸を整えたりするやどり木や、清水を口にする泉が必要なんだなと思ったりしました

柄本さん、乾電池の皆さん、ありがとうございました