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物言わぬ師

2009.07.21

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深夜11時

営業が終わり、スタッフも帰って誰もいない客席の電気を消しに2階に上がり、目に入った一輪挿しにいけられた紫陽花の花に息をのみました


ひたすら美しくて清らかな生命感は圧倒的な存在感を放っていました
凛とした意思をもち今を生きる気高い魂の輝きを感じたのです

とても稀有で言葉にできないようなそんな瞬間を垣間見て、暫くの間ただひきつけられるように見入ってしまいました

まだまだ俗世界でもがいている自分にも成長の余地はあるかな・・・と、そんなことを思いながら帰途につきました

心の深いところで感動できることは案外こんな身近で些細なことなのです
今日はよい日になりました

K