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石倉と背高泡立ち草

2009.08.24

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振りかえり振りかえりながらの未練などなく、キッパリと夏に別れを告げて潔く訪れた感じの今年の秋

秋風を感じると、どこか寂しい幸福感・・嬉しいのに切ない・・そんな矛盾した気持ちが同居する不思議な気持ちになります
明日から他人になることを決めた恋人との最後のデートみたいかな
胸がキュンなのか、胸が痛いのか自分でもわからなくて。

夏と共に盛んに育っていたセイタカアワダチソウの成長の勢いが止まると景色も急に感傷色に変わってきました

古い建物は、そのものに生命が宿っているかのように季節に呼応します
海猫屋の向かいにある石蔵です
屋号に<越>という文字が刻まれていて三越のようなんですよ