優雅なお客様の紹介の後は、あわただしいマスターの午後です
今日のお昼のまかないは、手抜きメニューのカレーライス
でも、お店のメニューと違うところは目玉焼きが乗っているのがマスター仕様
一気飲みをしているのはビールではありませんよ
ウーロン茶。お楽しみは夜までの我慢です
でも最近の夜はお客様が少なかったりするので、ビールの味も今ひとつかな。
今夜は美味しいビールが飲めるといいね
K
海猫食堂より 日々の生活をつづった日記帳
優雅なお客様の紹介の後は、あわただしいマスターの午後です
今日のお昼のまかないは、手抜きメニューのカレーライス
でも、お店のメニューと違うところは目玉焼きが乗っているのがマスター仕様
一気飲みをしているのはビールではありませんよ
ウーロン茶。お楽しみは夜までの我慢です
でも最近の夜はお客様が少なかったりするので、ビールの味も今ひとつかな。
今夜は美味しいビールが飲めるといいね
K
今朝のニュースでは本州の入梅を伝えていました
リラ冷えと呼ばれている肌寒い気候も落ち着き、いよいよ北海道がエヘン!と自慢したくなるような爽やかな初夏の訪れです
海猫屋の1階の重たい引き戸も開放され、清々しいゆるやかな空気を店内に運んでいます 天然の空気清浄機!
1階の席でワインを傾けながらお食事を楽しんでくださったお客様は79歳におなりになるというお母様と娘さんです
お二人ともお歳を聞いてびっくりという美しさです
それにとってもチャーミングでお洒落♪ 素敵です
幾つになっても母娘っていいなぁ
40年近く前、マスターが20代の頃にやっていた天麩羅やもご存知の古いお客様です ありがたいですね
折りしも昨日は私の亡母の7年目の命日で、生きていれば今年80になっているんだなぁとそんな思いも重ねながら、便乗して心凪ぐ穏かなひと時を過ごさせていただきました
(頂戴したステキなバレッタ、大切に使わせていただきます♪)
K
野菜に季節感がなくたった昨今だけど、やっぱり「今だけ」というのがホワイトアスパラかな
グリーンアスパラは最近南半球産の物も出回るので、冬でさえマーケットで見かけるようになったしね
この時期グリーンもホワイトもアスパラといえば北海道でしょ
他府県には譲りたくない自慢の野菜です
ホワイトアスパラもシンプルに茹でたり焼いたりが醍醐味で、海猫屋らしいのだけど。たまにはお洒落な一皿に仕上げてみました
クミン風味のホワイトアスパラのムースにゼリー寄せ、炙った北海道産の生ウニをのせました アクセントに山椒の新芽をそえて
黄身を利かせて作ったマヨネーズと食用花のナスタチュームで元気なお皿を演出
今日の前菜のひとつとして仕込んだのですが残念ながら今夜のお客様には少なくて注文なし・・・・マスターのワインの友となりました
K
小樽の港では平目が豊漁だそうです
全長50センチを超える大きさで、なんと今日は1400円也での仕入れ!
それでなくても高級魚の平目が安くて驚く小樽なのに投売りですね
市場のご主人は泣いていましたが私たちはにっこりです
今日はカルパッチョやハーブ焼きで楽しんで頂きあっと言う間に売り切れ御免
これらを覗き込んでいる赤い魚はカナガシラと呼ばれていますが本州でいうホウボウかな
アクアパッツァでお出ししてます
K
今治にすむ友人が露地もののレモンを一箱送ってくれました
レモンが木になる景色だなんて、北海道に住んでいると想像ができません
ミカンだって見ることはありませんから
レモン売りが通る~♪というスペインの唄の歌詞を聴いて地中海の風を感じていましたが日本にもあるんですね
瀬戸内の風、感じてみたいな
さっそくシャーベットにしました
お口直しにオススメです
無農薬の国産レモンは皮が薄くて果肉たっぷり!ジューシーでした
絞っていると天然のアロマテラピー!元気がでてきます
K
北海道で筍といえば本州でいう孟宗竹ではなくて姫竹と呼ばれている山菜です
今時期になると道路に車をとめて山に分け入り竹の子採りをしているひとたちが目立ちます
今日のオススメは姫竹のホイル焼き
ホイルを開けた瞬間なんともいえない芳ばしい香りが漂います
店先の山椒の芽を沢山摘み取ってあたり、マヨネーズと和えました
何気ない一皿ですが、この時期ならではの一品です
ビールには文句なしだけど、木の芽の香りが贅沢で、冷酒なんかもいいなぁ
K
海猫屋から見える公園の桜も、マンジャーレさんの桜も今年は満開になりませんでした パラパラと咲いてあとはすぐ葉桜に…
毎年の楽しみなのに、どうして?と不思議だったのですが今日のニュースで判明!
「ウソ」という鳥がいて、この鳥の大好物が桜のつぼみなんですって。それでつぼみが膨らみ始めると、ついばんでしまうというのです。ウソのようなホントの話です
今、店先にはプラムの木に沢山の花が咲いています
朝はコーヒー片手にささやかなお花見気分!
街中はチューリップ花盛り
私が子供の頃はチューリップと言えば「赤~♪白~♪黄色♪」の3種類くらいだったのに?今では、バレリーナとかモンテカルロ、アンジェリーナなどと開花のイメージを楽しみに待てるようなお洒落なものが増えています
まだまだ序幕。これから百花が奏でる交響曲の始まりです
K
GW最終日は毎年恒例になっているBBQです
学生スタッフによる買出しも炭の火おこしも板についたもんです
焼き方さん役もバーテンダー役もスタッフにお任せでマスターも私もお客さんに徹して夜は更けます
去年よりバージョンアップしたのはベンチがソファになり、餃子の皮が手作りになり、キャンプファイヤーの炎がともりました
差し入れていただいた珍しいブルゴーニュのロゼは、さすがのグロファミリーで思いのほか力強く、アンチョビで漬け込んだラム肉のチョビスカンにもバッチリ!
ゆっくり炎を眺めながら星空の下の酔客になると、今年も海猫屋に足を運んで下さった多くのお客様にいっぱいの感謝、余裕がなくて伝えられなかった言葉やスムーズにサービスできなくてご迷惑をおかけしたお客様へ反省の思いなどが巡ります
喉もと過ぎれば、すぐ今日のタイヘン (マスターは休日明けの支払いや銀行に駆け回っていました) がやってくるので忘れがちですが、機会あるごとにマスターやスタッフとも話し合っていきたいなとおもっています
ご来店下さったお客様、温かいお言葉や私たちに思い出のひと時を下さったお客様、本当にありがとうございました
K
ゴールデンウィークです
連休期間中は日にちによっては混雑することもあるかと予想されます
ご予約を頂いたお客様を優先させて頂くことになりますのでご理解のほど宜しくお願い致します (普段は暇だったりするのにこんな時はこんなコトを言わせてもらってスミマセン)
また時間帯(特にお昼)によってはご予約をお受けできないこともございますのでご了承くださいませ
通年GWのご予約はお受けしなかった為、先日お電話を頂いたにも関わらずお断りしてしまったお客様、お名前もお伺いしませんでしたが、もしもこれをご覧になりましたらもう一度お電話ください
不手際をお詫びしたします
尚、6日(水)はお昼のみの営業となり、7日(木)はお休みさせていただくことになりました
店主
どんなワインでも初めて抜栓するときはワクワクしますが今回はなおさらでした
小樽から車で2時間位の距離、蘭越町にある松原農園のワインです その年の天候などをほぼ共有しているブドウ畑はただそれだけでも親しみを感じます
ワインと一緒に「松原農園だより」が同包されていて造り手の松原さんの想いと農園の様子が細かく綴られています
「ありふれた食材を使った家庭の風景。そういう席で『ワインでもあけるか』と手にとってもらえるワインこそが私が目指すことができるものです それほど特別なモノではない、家庭の日常の生活に溶け込んだワイン。そして身近な人への心を込めたおもてなしのワイン。それ以上のモノを造ろうとは思っていません」
「私は『美味しいテーブルワイン』を造れる農夫になりたい。」
「農業とは、その土地を心底愛することに他ならない、と私には思えます」
これらの言葉のとおり、開けたワインは造り手の松原氏が、気候や土壌などその土地の様々な現象と密接にむすびついた自然条件と真摯に向かい合っていることが想像でき、収穫年の葡萄と自分らしさが見事に表現されていました
ワインは人が造るモノ、と改めて感じ入りました
ホワイトとグリーンのアスパラを使った家庭料理とあわせてみました
ビネガーの利いたサラダや普通にお醤油とワサビで食べるお刺身とも。
松原氏が目指す、どんな料理も邪魔をしないというのは、実は一番難しい料理の応援なのだなと実感したワインでした
今月中にはニセコの近くにあるこの農園を目指し車を走らせてみようかなという気持ちになっています
K