開業して30年を過ぎました。今までスタッフとして働いてくれた人数も500人を越えていると思います。何人かは今でも思い出して訪ねてきてくれます。昨夜は大学生から3年間、海猫屋で働いてくれた美香ちゃんが食事にきてくれました。数年が過ぎて今は美しい立派な社会人です。マスターも娘の成長を見る面持ちです。(マスターは仕込みの途中、お弁当で夜食)
いつか海猫屋のOB会ができるといいなと思っています。時が過ぎても変わらない店とマスターが共通の話題になりますね。
記事一覧
OBスタッフ
秋の味覚 銀杏
何に使うかは決めずに季節感で仕入れてしまう銀杏です。銀杏割りや栗剥きハサミなど、出番は多くない道具ですが、手に取ると「ああ又この季節になったなぁ」と感じます。銀杏は割れ目をいれて濃い目の塩水につけておいて、茹でながら乾煎りしていきます。茸や栗などとあわせてリゾットなんてどうでしょう。マスターの晩酌の肴として消費されてしまいそうですが・・・
K
雪囲い
今日は穏やかな日差しで暖かい一日でした。仕事場に着くとマスターが冬囲いをしていました。いつも、体力勝負の何でも屋だ!と言っています。
無事に冬を越し、この冬囲いをはずす来春に思いを巡らしながら毎年この作業をするそうです。そろそろ北海道の長い冬が始まります
スタッフ
雪虫
小さくて写真には撮れないのですが「雪虫」と呼ばれている虫が飛び回っています。ものすごい数です。
北海道以外の方は聞き慣れないでしょうが、ほこりの様な灰のような小さな小さな羽虫です。この虫が観測されると一週間以内に初雪がふると言われています。
歩くと目に入るし、洋服には付くし、きっと驚くと思いますが季節限定の北海道の風物詩、ミクロのティンカーベルです
雪虫を見ると冬が近いと感じるそうです。海猫屋も来週には冬囲いの準備にとりかかります。雪囲いというのも積雪寒冷地で見られる光景。マスターも今日ホームセンターで雪囲いグッズを購入していましたので近々写真アップしますね
新入り冷蔵庫
新しいコールドテーブル(高さの低い冷蔵庫)が入りました。
夏の繁忙期に故障して廃棄したのですがすぐには買えず(トホホ)不自由をしていました。凍らせたペットボトルをクーラーに使ったり無駄な動線を我慢しながらの工夫でしのいできましたが、願い叶って今日、新品が届きました。
『なまら嬉しいべや』(和訳:すごく嬉しい 英訳:I'm so happy)を連発のマスター。
上機嫌の一日でした。が。。今度はメインのボイラーが故障
早速修理の業者さんにきてもらいました(そろそろ寿命かもと通告されました)
不思議なもので故障するときは重なるのです。仕方ないけど・・
でも新入りの冷蔵庫は可愛いようで今日は一日中やたらと整理整頓、清掃に念入りだったマスターです
短い旬
サロマ湖産カキの旬が始まりました。一年もので出荷される牡蠣は小ぶりだけど身がしっかりしていて甘みも強いのです。生や酒蒸しにしてレモンを絞るのもイケるけど、今日はチャウダーのアレンジで、牡蠣のクリームコロッケにしました。衣にはパルミジャーノを混ぜてイタリアン風。玉ネギやセロリと煮こんだトマトスープと一緒に!これならワインは赤でも白でもOK.市場に仕入れに出かけると秋が深まっているなと感じます。ちょっと寂しい秋だけど北海道の美味しい季節の始まりです。
2階カウンターリニューアル
海猫屋の2階を改装して来年で20年になります。カウンターも色あせてきていましたが念願かなって今日は一日お休みをさせていただいて塗装をしました。
きれいに生まれ変わったカウンターでマスターは一人で悦に入っておりました。
今日はネクタイなんか締めて何処にいくのですか。
え、何処にも?ただのちょいワル・・いえ超ワルおやじですね
葡萄の収穫期です
小樽市内から車で30分弱、余市町産のぶどう、ナイヤガラです。
甘い香りが特徴です。食用ですが小樽ワインの品種としても使われています。
海猫屋でお楽しみいただける小樽ワインは甘口のナイヤガラと辛口のケルナーの2種類です。
貴腐化したケルナーで造った甘口ワインはデザートワインとしてとても良いワインです。ワイン好きの方への小樽土産に喜ばれると思います
ところでこのナイヤガラは種を出さずに食べて喉越しの食感を楽しんで下さいと農家の方が仰っていましたが、食べ過ぎには気をつけたほうがよさそうですね。
紅葉ピークです
海猫屋の外壁の蔦の紅葉がピークです
夏の茂った季節もいいけど美しさは秋が一番!
週末の今日は観光客が店の前で記念撮影していました
が、撮影だけで店内に入らずに立ち去ってしまいました・・・寂しいなぁ・
お茶だけでもどうぞ!お気軽にお入りください
しばらくマスターは毎朝落ち葉を掃く仕事から一日の始まりです
黒大豆
丹波篠山に住む小島一郎氏から黒豆枝豆が届きました。氏は30年前の海猫屋オープンにかかわり、小樽を拠点とする舞踏活動を支えてくれました。今は篠山に住み、舞踏家としては大阪を中心に活躍中です。マスターにとっては言葉をこえた大事な存在です。
この贅沢な枝豆はもちろんただ固めに茹でていただくだけでも甘くてご馳走ですが、さやに入ったままバターと水(ブイヨンでももちろん)お塩で蒸し煮にするとビールだけでなくワインにもイケます。今日は玉葱といっしょに柔らかめに煮てレモン風味のクリーム煮にしました。前菜やお料理の付け合せとしてどうぞ!