海猫屋日記

初秋の優しい日差しになりました。午後のひとときを当店でお過ごしになったオスマン・サンコンさんです。故郷ギニアはフランス語を公用語とする国。またご兄弟が南仏におすまいだそうで、当店の佇まいがプロバンス地方のニースを思い出させると仰っていました。とてもお洒落でダンディー、お優しい紳士でした。

重たい！重さ９．８㎏・腱鞘炎のマスター、片手ではちょっと辛そうです。自家製の生ハムを作ります。塩漬けにした後一年以上熟成させます。これは今年第一弾。年末まで１ヶ月に一本ずつ増やしていく予定です。来月には店内にぶら下がっている姿を見ることができるとおもいます。
スタッフ

いつも強気のマスターですがたまに弱音をはくこともあります。ランチタイムが終わり、午後４時過ぎに仕込みをするマスターを盗撮中、突然ため息とともに脱力。。「やってもやってもやることあるな・・」と小さく言ったのが聞こえました。が、数分後には回復。いつも通り早送りビデオのように動くマスターでした。
スタッフ

アルバイトスタッフのキャプテン的存在のショウタが明日から約3週間の休暇でヨーロッパの旅にでます。いいなぁ学生は。見送り会で乾杯。お客様からの持込で貴重なブルゴーニュワインが振舞われました。が、味は分かったかなぁ。。欧州紀行を現地からアップしてくれるそうなのでお楽しみを。頼りになるショウタの穴は後輩スタッフが頑張りますので宜しくお願いします。

カラフルな野菜が市場から届きました。真っ白いナスには驚きました。まるで陶器でできたおもちゃのようです。
お客さまもはじめて見たとおっしゃって写真を撮っていました。
いろいろな珍しい野菜を知ることができて私達も楽しいです
市場から毎日とどく野菜ですが箱をあけるマスターは子供がプレゼントの箱を開けるときのように嬉しそうです

午後9時をまわる頃、アコーディオンを弾く青柳正太郎さんとシャンソンを歌う赤間理恵子さんが飛び入り演奏でした。初秋の一夜にピッタリの哀愁のある音色と切なくも明るい歌声は海猫屋の古い建物にしっくりと響いていました。ちょっとパリの空気が漂う夜でした。
スタッフ

台風の影響で雨の日が続き、一気に秋になりました。
今月に入ってクリスマスの問い合わせや予約を何件か頂戴しました。
まだ日程もメニューも未定なのに、大切な日の食事を海猫屋で過ごすことを決めて下さっている方がいる事をとても嬉しく思っております。
と同時にプレッシャーも感じます。。。
まだまだ夏の繁忙期のなごりで余裕のない日々を送っていますが、来月にはクリスマスディナーのメニューをお知らせ出来ればと思っています。今年もよろしくお願いします。

夏がおわりまた厳しい冬に向かっていく季節かと思うと寂しくもあります。
店主代筆ｋ

この間収穫したプラム（ハタンキョウ）をスターアニス風味のコンポートにしました。
去年つくったプラム酒で煮込んだポークを薄切りにして、つけ合わせに使ったらなかなかイケる前菜になりました。まさに身土不二の一皿です。

マスター仕込みの自家製イカの塩辛が好評です。ホクホクに茹でたジャガイモにバターと塩辛をのせたメニューが「どさんこポテト」です。
突飛な組み合わせのようですが人気があります。生きのいいイカがマスターの手で魔法のように速くさばかれていきます

スタッフ

忍路のLa Maison du Pain ーAigues Vivesーのパンが届きました。ロデヴのフルーツパン、イチジクと胡桃。パンの顔をみるとこのパンがいかに愛情たっぷりに作りあげられたかが伝わります。私達は大切に大切にいただきます。ウォッシュチーズ、ブルーチーズにあわせるとワインを飲まないわけにはいきません。幸せをお約束できます。その他パテとサーモンのマリネをはさんだカンパーニュのサンドウィッチもお出ししています http://ironai.exblog.jp/6145771/